子宮と月経

月経前症候群

月経前になると症状の差こそあれ、性器の痛みや不快感を感じるものですが、医学的にはこれらの症状を月経前症候群と呼びます。月経に伴う月経前諸侯群は、専門家の間でも見解が違いますが、病気と捉える見解と、生理現象として捉える見解とに分かれていますが、毎月定期的に月経が着ている場合は、生理的な現象として捉えるべきでしょう。

月経前症候群は、排卵日から月経の始まる2,3日前から起こるのが普通です。その症状も手足のむくみや乳房の張り、頭痛などの身体的な苦痛から、精神的に不安定になって起こりやすくなったり、場合によっては、万引きなどの衝動に駆られる例もあります。その原因は、月経前に起こるホルモン分泌量の変化によるものです。

月経困難症

月経困難症は、月経前諸侯群のひとつで、その症状は腰痛、下腹部痛、悪寒、吐き気などが上げられますが、合併症などの疾病があるために起こる器質性月経困難症と、生理的な現象として起こる機能性月経困難症に区分されます。

月経困難症は、月経が始まって間もない女性に多く見られ、ダイエットや朝食を取らない女性に多く、普段から冷え性などに悩んでいると言う共通点が指摘されています。また心理的なストレスがあると月経困難症の症状が悪化する傾向にあります。

若い女性の羞恥心から、診察などを受けず、鎮痛剤なども利用しないために、月経困難症をひどくさせている場合が多く、月経に対する正しい知識の幅広い世代への普及が求められています。

過多月経

過多月経とは、経血の出血量の多い月経を言います。一般的に月経の際の経血の出血量は、1ヶ月82gとされていて、月経期間の平均は50g~100gの間とされています。ご自分の経血が多いかどうかは、測ってみなければ分かりませんが、使い終わった生理用品をいちいちメジャーで測ることなど出来るものではなく、判断のつきにくいところです。

ただ経血が多くて、外出もままならない場合や、経血におりや血の塊が混じっている場合は、過多月経の可能性が高いと言えます。経血は、血液だけでなく、子宮内膜などの廃棄物が混じったもので、本来であれば黄体ホルモンなどによって分解されますが、月経間もない女性の場合、子宮や卵巣が未発達の場合、過多月経になりやすいとされています。

無月経

無月経とは、文字通り月経がないことを意味します。日本人の平均的な初潮年齢は、12歳から13歳ですが、二十歳近くになっても初潮を迎えない場合は、無月経でも原発性無月経と言われています。

初潮があって、月経が毎月来ていたものが、なくなることを続発性無月経と呼びます。卵巣や脳の脳下垂体などの以上が考えられますが、原発性無月経の場合、先天的な性器異常が認められるケースがあり、性染色体異常と言う特殊な原因も考えられます。

無月経の多くは続発性無月経ですが、月経が妊娠もせずに止まると言うことは、それほど珍しい事ではなく、特にストレスが原因で無月経になる場合が多く、女性として未熟な10代の女性では、よく起こる症状と言えます。

稀発月経

月経周期が39日以上の月経を揮発性月経と言いますが、無月経との区別は難しく、稀発月経と思われていた症状が、実は無月経だったりする事も有ります。

無月経の原因とされるものには、稀発月経と共通するものが多く、その点でも区別が困難と言えます。
稀発月経が無月経との大きな違いは、排卵の有無と言えるでしょう。

従って稀発月経を判別する場合は、基礎体温を記録して、判断するしかありません。排卵が認められる場合は、経過観察が行なわれ、周期的な変動がなければ、特段の治療は行なわれないのが通例です。

稀発月経の場合問題となるのは、症状が極端に変化するケースで、不安定な周期の月経になった場合は、何らかの性疾患が考えられます。

頻発月経

頻発性月経は、月経周期が乱れると言う点では、稀発月経の両極をなすものです。頻発性月経は、月経が24日以内の周期で起こる場合を意味します。

それ自体異常と言うわけではありませんが、周期が頻発性月経と稀発月経の間を繰り返すような不安定月経になった場合、何らかの性疾患があると予想されます。

子宮異常等の問題がなければ、経過観察を行なって、排卵状況を観察しますが、周期的変動が起こらず、周期期間が短くとも、一定の周期で排卵されていれば、病気と言うわけではありません。

頻発性月経においても、稀発月経と同様、基礎体温での経過観察は不可欠となります。ただし、経血の状態には、注意が必要で、おりや老廃物が混じっている場合は、ホルモン異常が考えられますから、専門医に相談する必要があります。


子宮筋腫メニュー

子宮筋腫の基礎知識

子宮筋腫とは、子宮に出来る良性の腫瘍を言います
子宮の知識
子宮と月経

子宮筋腫の種類

子宮筋腫には、発生する場所によって幾つかの種類があります

子宮筋腫の症状

子宮筋腫は、大きくなると、子宮の周辺の下腹部にある臓器を圧迫し、影響を及ぼす事があります

子宮筋腫の検査

子宮筋腫の初期検査は、視触診から。日頃の自己管理として行なうことをお勧めします

子宮筋腫の治療

子宮筋腫だからと子宮を摘出する必要はありません

子宮筋腫の手術

子宮筋腫に関する手術の術法は、現在さまざまな方法が開発されています

子宮筋腫の予防とケア

自然なバイオリズムを崩さず、規則正しい生理周期が子宮筋腫の予防であり、ケアの基本

概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
(c)子宮筋腫について学ぶ